popnja’s blog

日記風からハード中心に変わりました

Lenovo v55tにESXi 7.0をインストールしてみた(USB LANアダプタ使用)

16スレッドな64GBメモリマシンになったv55tですが、個人的にはクライアントとして使う気はありませんでした。「メモリマシマシできたらESXiいれるかー」と思っていたので、ESXi 7.0をインストールしてみます。

で、このマシンの内蔵有線LANチップはrealtekです。実は、ESXi 7.0では公式でもFlingsと呼ばれるサポート外ドライバ群でも対応していないんですよね。しかし、FlingsにはUSB LANアダプタを利用できるドライバがあります。

flings.vmware.com

というわけで、転がっているUSB LANアダプタを使用してみます。

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使用したのは、バッファローの2.5GbEアダプタです。今の自宅環境のネットワークを組んだら、GbEか10GBかどちらかしか選べなくなったので余っていたんですよね。2.5GbEのハブはありますが、既存ネットワークに2.5GbEでつなぐにはL3スイッチのSFP+に2.5GbEのモジュール追加しないといけないし、そもそも外出るのはGbEどまりなのでESXiマシンはGbE以上はいらないという考えです。

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で、USB LANアダプタのドライバをインストールメディアに組み込むには、ESXi-Customizer-PSを使用するのが楽(というか他の方法は知らない)です。使い方は、以前書いた記事を参照してください。
ドライバを追加したカスタマイズISOを作る場合、ドライバを特定のフォルダに格納して「-pkgdir」オプションでそのフォルダを指定するのが楽です。zipファイルをそのままそのフォルダに放り込めばESXi-Customizer-PSが中身を見てドライバがあるか確認してくれるのですが、障害なのかそのままでは「終了エラー(Export-EsxImageProfile): "[WinError 10054]」というエラーでカスタマイズISOが作れません。色々調べましたが、私はドライバのzipファイルを別のフォルダで展開して、vibファイルをpkgdirオプションで指定したフォルダに入れることで回避しました。この場合、zipファイルはそのフォルダには入れません。

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カスタマイズISOにドライバを追加しておけばSSDへのインストール時に自動的に入りますし、特に後で作業の必要なくrebootしても割り当てられます。

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あと気をつけるのは、「無料ライセンスを使う場合は、各VMには8コアまでしか割り当てることができない」という制限ですかね。正確には「8コア以上割り当てるとVMを起動できない」ですか。UIでは16コアまで設定できるんですが、VM起動時にエラーになります。

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8コアにすればVMは動きます。個人使用なら1つのVMに8コア以上割り当てるのはほとんど無いような気もしますので、このままで行っています。

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あと、SSDは1TBのが余っていたので、それに差し替えています。

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M.2 SSDは工具なしで差し替え可能ですのでチャレンジしてみてください。