納戸と寝室の間の光ファイバですが、さすがに見苦しい。もともと、「サーバーのある納戸にルーターを置いておきたいなあ」という考えで納戸と寝室間のCD管にはLANケーブルを通したのですが、UPSの再配置やらなんやらを済ませたら寝室に置く場所ができました。ということで、「寝室へルーターを移動する」「ルーターを寝室のSwitchに接続する」「納戸とのCD管のLANケーブルを撤去する」「CD管に光ファイバを通す」「納戸と寝室のSwitchの接続をCD管の光ファイバに置き換える」「部屋に張り巡らしていた光ファイバを撤去する」という順番で作業します。
納戸に置いていたRTX1200のOEM機とIODATAのLTEルーターを寝室に持っていきます。
バックアップ回線であるLTEルーター経由でインターネットにつながることを確認しました。
今までは居間から来ていたマンションインターネットのLAN回線をそのまま納戸につながるLANの口にLANケーブルでつないでいましたが、これを外して寝室に持ってきたルーターにつなぎます。これで、納戸のサーバーなどは寝室のSwitchから光ファイバでつながった納戸のSwitch経由での通信となります。
CD管のLANケーブルは不要になりましたので、口との接続部分を切ってから引っこ抜きます。まあ、ここで単純に引っこ抜いたのがあとで面倒な話になるのですが。抜いたケーブルの長さを測って、CD管の長さを推測します。おおよそ12mでしたので、両端のSwitchに届くための長さを各2mと見て約16mあれば足りるだろうと判断しました。あとはAmazonでお買い物。
Amazonベーシック何でも売っているなあ。20mのを購入。
「通線ワイヤー通るよなあ?」と思いながら試しましたがうまくいきません。ググったら、「複数個所曲がっている場合は、こしの強いワイヤーだと難しい」らしい。先頭がばね的にぐにゃりなるタイプなので、そこで突っかかることはないと思い「うまく曲がらないんだろうなあ」ということで、細目でこしがそんなに強くない15mの通線ワイヤーとケースを購入しました。
買ったときは15mのがあったんですがねー。
このケースはありがたかった。あると、ワイヤーの取り扱いが段違いで変わる。
で、このワイヤーで試しても突っかかるんですよ。まあ、「これの先端はぐにゃぐにゃしていないのでそこらへんかな?」と当たりをつけて工作。
よくある工作用の線を使ってぐにゃぐにゃを再現してみました。
光ファイバの端のほうは、幸い固定具部分が外れるようになっていたのでそれを外して1本分の幅になるようにビニールテープでぐるぐる巻きにします。
無事通ってしまいました。ひとまず、通信できることを確認することに。
本当は光っているんですよ。一応、寝室のマシンから納戸のサーバーに通信できることは確認しました。
光ファイバは「パナソニック 通信チップ ブッシング付 ホワイト WN3025SW」を通すことにしました。これを探すのは「パナソニックのサイトでカタログ見てみる」「よさげなのがあったのでヨドバシドットコムで検索する」「なんかサジェスチョンされたので調べる」「よさげ、買う」「1個だけだとすぐ来るが2個だと取り寄せになるので、ヨドバシで1個、Amazonで一個買うことにする」という感じでした。
sumai.panasonic.jp
https://www.yodobashi.com/product/100000001002126817/
こんな風になります。
あとは元の光ファイバを撤去して終了。取り外した光ファイバは、なにかで再利用する予定です。
入線潤滑剤はあったほうがいいですね。こんなに量はいらないんですが。
10GbEのカードを取り付けたサーバーに対してThunderbolt3の10GbEアダプタをつけたWindowsマシンのWSL2上のUbuntuからiperf3で速度を測りましたが、よさげです。