popnja’s blog

日記風からハード中心に変わりました

googleサポートの対応が不満だったのでまずはgoogle domainsから別の業者にドメインを全て移管した

すごい微妙なことでしたが、起きた事象とそれについて問い合わせたgoogleサポートの対応(というか運営体制)に不満を持ったので、google domainsから全ドメインを引き上げました。

ことの起こり。
私がgoogleアカウントに登録しているクレジットカードは、利用通知がメールで来るようになっています。他のネットショップでも使っているカードなので、利用通知が来たら一応確認するのが習慣になっています。
ある日きた理由通知を見て頭を捻りました。「利用先」には大抵というか全てショップの店名が書かれているのですがその時は「Visa加盟店」としか書かれていませんでした。この通知を不審に思ったのは「利用金額」のところです。まず「〇〇円」と書かれているのは普通ですが、その後に「〇〇JPY」も書いてありました。こう言うのがつくときは、海外通販や海外のサービスの場合が多いです。この時点で不安になりました。利用先の情報が無いに等しく数千円のお金が海外のサービスで使われているということになります。大抵、どこかのネットショップで支払いが終わった直後に通知が来ますので、その時点では使った心当たりがありません。そのため、そのクレカの使用を一時全面制限してからクレカのサポートに問い合わせのメールを入れました。運悪く休日だったので月曜日まで待つことになりました。
利用通知の後に時間を置いて実際の利用データが上がってくるらしく、翌日ぐらいに明細にその金額の情報が載ったのですがそこでさらにハテナ状態に。「利用先」が「Google Play Japan」になっています。googleのfaqを見ると、サービスごとにこの利用先に書かれる文字列は違うらしく、明細を見る限りでは「Google Playで何か買った」ことになります。数千円のアプリをその時買った覚えはありません。ただし、Google Playの定期購入でそういうのはあるのでGoogleの支払いセンターの画面で定期購入を確認しましたが、金額が一致するものはありませんでした。
手詰まり状態に陥りかけたのですが、Google Play以外のGoogleのサービスで金額が一致する定期購入がないか片っ端から探しました。そうしたら、あるドメインの更新費用が一致。更新日も一致。その時点でこの支払いの可能性はあると認識はしましたが、faqではドメイン関連の場合「利用先」は「Google Domains」になると書いてあるので何が起きているのか結論は出ませんでした。
やっと月曜日になってクレジットカード会社のセキュリティ担当から電話が来ました。そこで会話してやっと状況が掴めました。担当の方からまず教えてもらったことは、「利用通知は店から照会などあった時点で送られるもの。その後に仮データがきて確定データで明細に表示される情報がくる」とのこと。で、今回のは「利用先については、利用通知時点では「Visa加盟店」、仮データで「Google Domains」、確定データで「Google Play Japan」になっている」らしい。少なくとも仮データでは「Google Domains」なので前に調べたドメインの更新料であることはほぼ確定。
さて、利用通知・仮データ・確定データのそれぞれの利用先が異なるのはあまりにも変なのでgoogleサポートに問い合わせをしてみました。支払いセンターの画面から問い合わせの画面に遷移して、フォームに詳しく問い合わせ内容を書いてチャットに接続。初めに出てきた担当1と会話。やりとりして向こうから「Google Playに関することですか」と聞かれたので「そうです」と回答。だって確定データはそうだから。そのあと、「こちらはGoogle Payの問い合わせ先なのでGoogle Playの担当に引き継ぎます。お待ちください」と言われた。前に別件で問い合わせた時もこんな感じで担当が代わることがあったので、内心は「googleサポートって入り口一元化している(ドメインはsupport.google.comか何かなのでサービスで分かれているとは思わないよね)のに縦割りやなあ」と呆れながらも待つ。
代わった担当2と会話を再開。やりとりをして、向こうから「こちらのURLをご覧いただけますか?」ときたので、「読み終わるまで待っていてください」と回答してからURLを開く。Google Domainsのヘルプページのようだ。まあ、今回の事象について書いてなかったので、「読みましたが該当する情報は無さそうです。どうすればいいですか?」と聞いてみた。返ってきた回答が「先ほどのURLで再度お問合せください」。頭の中ではブチギレているのだがとりあえず「同じ内容を書くと言うことですか?」と聞いた。そうしたら「すみませんがお願いします。」との回答。もういいや状態になったので「わかりました。対応ありがとうございました。」と言ってチャットを終了させた。

担当者レベルでは親切なのよ。別件(whoisの情報を間違えた状態でチェックが入ってアカウントがロックされたので送られてきたメールのリンク先の本人確認フォームでマイナンバーカードの写真送ってもリジェクト。Google Domainsの担当者に泣きついたら「whoisのチェックはセキュリティ関係で別部署が扱うことになっているのでGoogle Domainsからは操作できません。フォームは英語ですが、日本語の文章を書いても通じますのでこの欄に補足説明を書けば向こうに届きます」と教えてもらいそうしたら通った)でもそうだったが、担当ができる範囲では色々調べてくれる。でも、自分が担当しているサービスじゃない場合は連携ができないようなのよね。
まあ、googleサポートを利用するとサポート品質はどうだったかというアンケートフォームのリンクがいつも送られてくるので、そこに縦割りの話とか書いて送った。
個人的には切れていたので、gmailgoogle play以外のサービスを使うのを止めることにした。GCPVMの中身を別の業者に乗り換えるのは時間がかかるので、比較的乗り換えが楽なドメイン移管を全て済ませた。
そんなわけで、google domainsを利用した場合にクレカの明細の利用先がわけわかんない情報になることについては解決していない。問い合わせる作業とドメインの更新料を比較したら、ドメインを移管する方が楽なのよ。google domainsの方が更新料やすいケースもあるが、探せば倍にならないぐらいで別の業者もあるからねえ。ドメイン更新のたびに利用通知で疑心暗鬼になるよりは移管した方が個人的には楽。googleに関しては、Youtubeでアップロードした動画が突然削除された時から「問い合わせても返ってくる回答に入っている情報が足らない」って感じていたので、問い合わせる必要が生じるサービスは使わないことにした。動画も10年以上前にアップロードしたやつが今頃消されて、理由が「著作権侵害では無い何か」だったので自分が悪いのかどうかもわからない。動画も1つだけしか上げていないので、アップロード出来なくても困らないからアカウントとYoutubeの紐付けは切ったけど。
今回のことで、「複数のサービスを提供している事業者を利用する場合、問い合わせとかで費やす時間とか作業が想像以上にかかる場合がある」ことがわかったので、個人的にはどこかのサービスを使用する時に注意する点として覚えておく。