popnja’s blog

日記風からハード中心に変わりました

実家の両親が使うデジタル機器の操作サポートをしたい

なんとか一つのアプリで2種類のデジタル機器に対応できそう。

父はWindowsパソコン、母はiPadを使用している。時たま、操作方法について電話で質問が来るが、口頭で伝えるのはどうしても限界がある。というわけで、リモート接続できるソリューションを探してみた。

できれば、「同じメーカの製品を」「無料で使いたい」ので、探していたら「TeamViewer」というアプリに出会った。

(1)Windowsの場合

サイトからインストーラをダウンロードしてセットアップする。操作される側なので、「無人アクセスのセットアップ」を行っておく。パソコン名はwindowsに設定しているものを指定したが、パスワードは私しか知らないものを入力した。セットアップが完了すると、teamviewerアプリは自動起動されるように設定される。また、初回時にはteamviewer.comのアカウントを作成する必要があるが、今回は父のパソコンに乗り込むので、父のメールアドレスでアカウントを作成した。

父のパソコンが起動して、インターネットに接続されていれば、父のパソコンで操作する作業は特に発生しない。

乗り込むためには、自分のパソコンにもteamviewerアプリをインストールする必要がある。今回はMac版を選択。乗り込まれる側にはならないので、「無人アクセスのセットアップ」はスキップした。アカウントも特に作成せず。

実際に乗り込んでみる。特に招待などは要らなくて、自分のパソコンのteamviewerアプリに父のメールアドレスとアカウントのパスワードを入力してサインインすると、接続可能なパソコンの名前が表示される。それをダブルクリックすれば、新しいウィンドウが開いて、父のパソコンのデスクトップ画面が表示された。マウスでの操作とキーボード入力が可能なことは確認できた。なお、念のため、iPhoneのネットワーク共有機能を使って、別のネットワークに接続している状態でも乗り込むことができることを確認した。

(2)iPadの場合
手元に母のiPadがなかったため、自分のiPad miniにアプリを入れて試してみた。
iOS版のアプリは「teamviewer」ではなく「teamviewer QuickSupport」の方をインストールする必要がある。

こちらは、アカウントによるサインインではなく、機器に割り当てられたIDを相手に伝えて、それを相手のアプリに入力する必要がある。伝える手段として、標準ではメールによる送信が用意されている。アプリ画面上の「IDを送信」ボタンを押すと、IDが本文に記されたメール送信画面が開く。あとは相手のメールアドレスを指定して送信すればよい。

IDがわかれば、自分のパソコンにインストールしたteamviewerアプリに入力すれば接続処理が走る。iPadに接続許可のダイアログが表示されるが、この時注意しないといけないのは、サインインしていないとiPadに表示されるのは自分のパソコンに割り当てられたIDであるということだ。これではなんだかわからないので、できたら母が知っている私のメールアドレスを使ってアカウントを作成しておくと良いだろう。

接続を許可すると、私のパソコンにはダッシュボードのようなものが表示される。windowsと違うのは、画面を直接操作できないことだ。そのかわり、スクリーンショットを送ってもらうことができる。手順としては、私のパソコンから「スクリーンショットのリクエスト」を発行すると、iPad側に通知される。その後にスクリーンショットを録ると、自動的に私のパソコンにiPadスクリーンショットが表示される。

というわけで、iPadは多少面倒だが、母が操作を知りたいアプリを起動してスクリーンショットをとり、私がスクリーンショットを見ながら口頭で説明するという方法を取ろうかと思っている。

なお、メッセージ送信機能などもあるが使いこなせないと思うので今回は使用しない。

個人の商用利用以外は無料で使えるので、試してみるのが良いと思う。