最近は外出の機会というか通勤などがなくなったので、スマホを外で使う機会が激減しました。その代わりに自宅内でいつも握りしめているのですが、四六時中持っていると「いつ充電するか」など考えたりします。
「いつ充電するか」「どこで充電するか」「どのように充電するか」について現在の生活に照らし合わせた結果、以下の方針を決めました。
- 「いつ」:就寝中。寝ている間ならそもそも使わないわけだし、今使っているスマホは2時間くらいで充電が100%になるので翌朝起きたらその日一日中は確実に持つはず。
- 「どこで」:ベッド横のサイドテーブルで。一応実家の両親との唯一の連絡手段なので、夜中に急に電話がかかってくるかもしれないのを考慮。
- 「どのように」:USBケーブルをつないで。今使っているスマホではないがQiによるワイヤレス充電は試したことはある。確かに「置くだけ」だが、充電パッドのサイズと充電パッドの置き場所を考えると自分にはメリットはあまりないと判断。
あまり面白くない方針となりましたが実際に数か月これで運用していて不満点もちらほら出てきました。
- USBケーブルを挿す手間。昔のmicroUSBよりもUSB-Cのほうが断然楽じゃないかと自分でも思いますが、もう少し改善したい。
- 緊急時にスマホを手にしたときに充電ケーブルが邪魔になりそう。スマホを引っ張ればスマホからケーブルの挿し口はスルッと抜けそうだが、力のかかり方によってはスマホ側の充電端子が壊れる可能性もありそうだよなあと。
AppleのMagSafeが出たころから、すでに「磁石による脱着式コネクタ」というアイデアを拝借した製品がいろいろ出ていました。Amazon.co.jpで調べてみると、「共通の規格はないが、スマホに挿す端子側のバリエーションを増やしてケーブルは1つだけで済ます」という製品がごろごろしていました。
この考え方は面白いのですが、個人的には「ケーブル側が断線したら使い物にならなくなる」「充電器に挿す端子の種類によっては価格差が大きい」というところがあまり気に入りません。そんなわけでもう少し探してみると「ケーブルではなく変換アダプタとしてスマホとケーブルの間に挟む」製品もあることを知りました。
アダプタならケーブル部分が断線しても別のケーブルに差し替えるだけですし、充電器側の端子形状もケーブルを替えればよいので脱着式アダプタを買い替える必要はないと判断しました。最終的に、以下の条件に絞り込んで商品を探しました。
あとはタイムセールなどで手ごろな値段になっているものを探して購入しました。
「なんでL字なの?」と思いましたが、どうやらMacBook Airなどのノートブックの充電を想定しているかららしいとわかりました。
届いたのはこちら。
中華製品らしい簡素なパッケージです。まあ、こういうもののパッケージに手をかける必要はありませんしね。
そのままだと単なるL字アダプタですね。
外れる側が小さいなあと思いましたが、スマホに挿しっぱなしの運用になるので失くす可能性は考えなくてよさそうですね。
動作確認用としてmoto g10くんを用意しました。
挿しても邪魔にならない感じ。実際に挿してみてわかったのですが、この製品はスマホに挿す部品の外装に爪が引っかかるようなデザインになっていました。取り外すときにあまり力を入れなくて済みそう。
アダプタ部分もつけてみました。近づけると「パチッとはまる」感じです。
充電器に接続したUSB-Cケーブルをアダプタに挿して充電できるか確認。普通に充電できますね。手持ちのスマホ(Pixel5aとmoto g10)だと、今回のアダプタを使用しない充電時に「低速充電中」「充電中」「急速充電中」の3つの状態のいずれかになることを確認済みなのですが、動作確認したときはケーブルとか充電器とかいろいろ変えても「充電中」のみでした。これを書いている最中に再度試したら「急速充電中」の表示が出たので、充電に関する品質は問題なさそうです。
なお、今回はあくまで「充電用」として購入したため、「データ通信用」として使えるかどうかは確認していません。