自宅の納戸にサーバーとして使用しているマシンを置いているのですが、1台だけ普通のタワー型ケースのやつがありましてそれが横置きではラックには入らないんですよね。
19インチラックサイズのケースを探しても、大体がサーバー用なのでお値段高めで機能が多め。「普通にATXのマザーボードが入って安いのはないのか?」と色々ググったところ、これに行きつきました。
kakaku.com
「SilverStone SST-GD09B」というやつです。
silverstonetek.com
発売している会社の製品情報ページを見ても、「HTPC用ケース」として売り出しているんですよね。まあ、同じページにラックマウントへの取り付け器具と取り付けイメージの画像もあるんですが。ラックマウント取り付け可能に言及しているブログもなかなか見つかりませんでした(あることはあるのですが、普通に「PCケース ラックマウント」ぐらいのキーワードでは埋もれていそうな感じ)。
まあ、今回はPC-IDEAというお店で購入しました。
PCケースの購入は久しぶりなので、サイズ感が外箱からはいまいちわからん。
梱包はあっさり目。
取り出してみると、確かに横幅は小さめな感じ。
IKEAの家具を使った19インチラックもどきにも収まるわ。
というわけで、移行開始。
今使っているマシンを横置き。
上にSST-GD09Bを置いてみる。若干小さいのね。
まずは元のケースから部品などを取り出す。U.2 SSDの取り付けを試行錯誤したので、ごちゃごちゃしていますね。
マザーボードを取り出せる状態にした。
マザーボード。次は新しいケースに取り付ける。
新しいケースは、すぐに取り付けができるように外す必要のある部品は外しています。なお、ねじなどはケースに付属しているので古いのを再利用する必要はありません。
マザーボードを入れてみる。標準的なATXマザーボードなら、最初からケースに取り付けてある六角スペーサーが位置を変える必要なく使えるようです。今回はメモリ側の3か所が足らなかったので、ケース付属のスペーサーを3個追加で取り付けました。
電源ユニットを取り付け。ケーブルが外せるタイプだと作業が楽ですね。
POWER LEDとかそういうののコネクタにプラスマイナスが書いてあるのは便利。
グラボを取り付けて、マザーボードへの電源供給ケーブルを取り付けた状態。この状態で、起動できるのかテストします。
あとは、SFP+カードとU.2 SSD4つを取り付けます。
ESXiが起動して、SSD4つが認識されていますね。WebUIで確認したので、通信もOKと。
意外ときちんと収まりましたね。
蓋閉めて裏側。うむ、すっきり。
LEDも点灯している、よし。
問題なさそうなので、納戸に持っていきます。
収まりますね。以前よりもハードのメンテナンスはしやすいはず。
元の場所は空いたけど、一番上だしこのまま放置かな。
結果としては満足いくものでした。今回は、「ラックマウントサイズだけど取り付け金具は今のところ必要ない」という理由でケースの値段が抑えられたかな?
19インチラックもどきの制作については、こちらをどぞー。
popnja.hatenablog.com