今までIODATAのWN-CS300FRには楽天モバイルのSIMを挿していたんですが、2回線目なので最低でも月1000円かかっていました。
で、この前「povoって2.0になってからどうなの?」と思い調べたところ、以下のことがわかりました。
- 申請は基本的にスマホのアプリで行う。
- 180日間(約半年?)はトッピングを追加しないで0円維持可能。
- 0円維持だと通信速度は128kbps。
- 180日間の間にトッピング追加すればトッピングの値段に関係なく維持期間リセット。
わからなかったのはこちら。多分ヘルプページに書いてあると思うけど。
- SIMの形状はnano SIM一択なのか?(1.0の話を書いている記事しか見つけられなかったので届くまで確認できなかった)
SIMの形状を確認したかったのは、WN-CS300FRがmicro SIM対応なので。
SIMロックに関しては、WN-CS300FRでは問題なさそうなのでひとまず置いとく。
というわけで申し込み後、翌日に届きました。お届けはクロネコヤマトでした。
簡素でいいですなあ。
SIMピンが付属しているSIMは初めてだわ。
SIMはmulti SIMでした。このタイプの方が安上がりなのかな?
届いたところで開通。今回は、楽天モバイルからMNPしました。
開通(切り替え)作業はスマホのアプリでします。バーコード読み取りとかできるので楽です。
povoのSIMを使えるようにしたら、次はWN-CS300FRに取り付けて作業です。
楽天モバイルのSIMを挿していました。
microSIMのサイズではがして取り付ければOK。
管理画面でapnとかを変更しなくてはいけないのだが、ここで少しつまづく。
povo1.0では「4G固定で」と書いている記事があったが、2.0ではうまくいかない。
povo2.0では「自動」を選ぶのが正解。
povo2.0ではユーザ名とパスワードは不要なのだが、WN-CS300FRの管理画面ではこのようにエラーになるので適当な文字列を書いておく。「a」一文字書いておいても問題なし。
こんな感じでつながる。
なお、楽天モバイルをバンド固定で使用していた場合は、その設定を変更してからでないとつながらないので注意。
バンド固定にする必要はないので、すべて「使用する」でいいと思うが個人的に色々いじってこんな風にしている。
さて、通信できるようになったら速度測定。ここではトッピングなしの状態なので、たぶん128kbpsの制限がかかるはず。
わかりづらい表示でごめん。たぶん、80kbpsくらいだと思う。まあ、1Mbps行っていないのでこのままだとつらい。
トッピングをしてみる。今回は、「データ使い放題(24時間)」を選択した。トッピングはアプリから行えるので楽。
さて、再度測定。
条件がよかったのか、下り20Mbps以上になった。これなら普通に使える感じ。
というわけで、「WN-CS300FRでpovo2.0は使える」という結論になった。ただし、いろいろハードルはある。
- スマホかタブレットがないとどうしようもない。まあ今の時代、パソコンよりもスマホを持っている人の方が圧倒的に多いのでハードルとしては低めかな?
- 固定LTEルーターのどの機種を使えるかよくわからない。もともとそんな用途は考慮されていないだろうから、自分で調べるしかない。個人的には、現状20Mbpsくらいしか速度がでないのならWN-CS300FR一択やねえ。UQモバイルの固定ルーターだとau SIMロック縛りがあるらしいので。HOME 02かなにかを持っているが今手元にないので確認できないのが残念。
- 本人確認書類は、マイナンバーカードが一番取得の難易度が低いと思う。本人確認は、アプリから連携しているWebサイトに飛ばされてそこでスマホのカメラ経由で「本人確認書類の写真を撮る」「本人確認書類が本物か厚さなどを確認できる写真を撮る」「本人自身の写真を撮って、特定の動作をすることで画像ではないことを証明する」の3つの作業をする。やり方はサイトのページで説明があるので楽。ミスをしたらエラーになってすぐ再挑戦できる。
- クレジットカード必須。Kyashで使えるか確認していない。
良い点は、「本人確認が終われば最短翌日にはSIMカードは届く。たぶん、eSIMなら即開通だと思う」って所かなあ。安く使うには「180日間」を意識しないといけないが、使い方次第だね。