popnja’s blog

日記風からハード中心に変わりました

楽天モバイルの回線をバックアップ回線に使う

すでに自宅では楽天モバイルの電波が届いています。ということは、場合によっては無制限で使えるわけです。そんなわけで、楽天モバイルの回線をバックアップ回線で使ってみることにしました。
実はすでに2回線契約しているのですが、ちょうど1回線目がeSIMでメインでは使っていない回線でしたのでこの回線のSIMを物理SIMに交換します。my 楽天モバイルで申請するだけです。理由は「紛失」でも「プロファイルの再発行」でもないので「その他」にしましたが、それ以上何か聞かれるとか別途料金がかかるとかはありませんでした。
さて、SIMの到着を待つ間にWiFiルーターを探します。幸い今使っているルーターが、LANのポートを1つセカンダリWANにできるようなので有線LANの口があるやつを探します。まあ、IO DATAの「WN-CS300FR」が現時点での最適解なんですけどね。バンド固定機能がありますので、パートナー回線への切り替えを防ぐことが出来ます。購入はハードオフの通販で。送料がかかりますが、それ込みでもメルカリとかより安かったです。
届いたのはこちら。
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ほぼ新品でした。ほぼ同時にSIMも届きました。
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SIMの板とその保護カバーだけというシンプルすぎます。さて、取り付けます。今のスマホはほとんどnano SIMですが、このルーターはmicro SIMです。今回はマルチSIMなのでmicroのサイズで切り離せばOKでした。取り付けはこんな感じ。
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あとは説明書に沿ってWiFiで接続してAPNの設定を行えば良いかと思っていましたが、まず設定済みリストの「楽天モバイル」を選んでもダメでした。APNの文字列がなんとなく古そうだったので、インターネットに接続できる端末でググったところIO DATAのfaqがありました。
www.iodata.jp
手動で設定したのですが電波を掴みません。まあ、リストにunlimitの項目がないのでファームウェアが古すぎる可能性があるかと思い、IO DATAのサイトから最新版のファームウェアを取ってきました。windows向けとmac向けがありますが、macの方はただのzipファイルなのでiOSとかでもダウンロードしてファイルアプリからダブルクリックすれば解凍されます。拡張子が「bin」のファイルをWN-CS300FRの管理画面でアップロードすれば最新版のファームウェアがインストールされるはずです。最新版にすると、APNの選択肢としてunlimitがありますのでそれを選べば通信できるようになります。
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バンド固定機能でバンド3に固定しました。
あとは、自宅のルーターの設定を変更してセカンダリWANにこの新しいルーターを指定するだけです。プライマリWANをこれにすると、いつものルーター経由でインターネットへの通信ができているか確認できます。今回はバックアップなのでセカンダリに指定して終了。
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これでひとまず終わりです。なお、このSIMが1回線目なので月1GB行かなければ0円運用が出来るはず。ただし、180日間通信しないと解約になるらしいので、月に一回は追加したルーターWiFi経由で通信を少しだけしたほうが良さそうです。