popnja’s blog

日記風からハード中心に変わりました

raspberry pi 4のUSBブートでUbuntu Server20.04を動かしてみる

さて、ラズパイ4のUSBブートも設定方法が簡単になったことだし、自前で建てているマストドンのサーバを3bから移行するためにUbuntu Serverを入れてみたいと思います。

まずは3bで試した方法を真似てみました。
qiita.com

4用にu-bootをmakeしてみましたがkernel panicになってどうにも上手くいきません。多分、自分のやり方が悪いのだと思うのですが今回はこの方法についてはあきらめました。

では、SDカードなしの方法はないか調べたところ、2つの記事を見つけました。
まず一つ目は、vmlinuzをvmlinuxにdecompressして使用するものです。
eugenegrechko.com
この方法をUSBメモリに対して試したところ成功!。しかし、apt upgradeコマンドでカーネル更新するとダメになります。いろいろ試してみて、vmlinuzが新しく作られるたびにvmlinuxを作り直せば上手くいくことがわかりました。

ここを自動化したのが2番目の記事です。
www.raspberrypi.org
1番目のやり方とほぼ同じ方法をとっており、試してみるときちんと動くことがわかりました。この方法を採用することにしました。ただし、記事にスペルミスがあったりするのでそこは注意です。

さて、動く環境が作れましたので、USBメモリからSSDにパソコンのddコマンドでディスク丸ごとコピー後、gpartedでrootパーティションを拡張してみました。このSSDをUSBで接続してみたところ、正常に動きました。

ひとまず、運用できる環境は作れたので今回はこの環境を使います。preinstalledな環境ではなく、自分でインストールして環境を作るのは、別途ラズパイ4を手に入れたらやってみたいと思います。