前にマイニングのグラボを動かすためにDELLのXeon Workstationの中古を3台ほど購入したんですが、そのあとにマイニング用マザボを購入したため使わなくなりました。
いろいろ片付けも終わりその3台が残ったので、安くCPU換装できたらいいかなと思い仕様などを調べてみました。
まずは、Dell Precision T3500。
古いのでHTMLな製品ページがありませんw。まあ、こういう古いのは「誰かがCPU換装しているでしょう」ということでググってみます。
「Xeon X5680動くでー」みたいな情報が出てきたのでIntelのページを見てみます。
6コア12スレッドはいいのですがTDP130Wですか。もう少し低いのはありませんかね?ということで「製品の開発コード名 Westmere EP」のところをクリックしてみる。
その中で新し目でかつ6コアのを見てみると。
Intel Xeon Processor E5649 12M Cache 2.53 GHz 5.86 GTs Intel QPI 製品仕様
Xeon E5649ですか。ヤフオクの中古でおいくらなんだろう?
即決500円のがあったので落札。送料はゆうパケット250円でした。
さて、無事届いたので作業開始。
個人的にはこのデザインは好きではないんですけどね。本体の中古価格は5000円くらいだった気がします。
今回のCPUクーラーの取り付けねじはカバーがないので、プラスドライバーは軸が長くなくても作業できます。
まあ、100均で100円で売っているので長いやつを1本買ったほうが楽ですよ。作業していてドライバーが回しづらい箇所があったので、別の工具の助けを借りました。
CPUクーラーを取り外したらこんな感じ。シリコングリスは完全に乾いていますので、鼻紙で拭けばぽろぽろと取れます。
CPUはXeon W3583でした。
64bit Intel Xeon Processor 2.80E GHz 2M Cache 800 MHz FSB Product Specifications
1コア2スレッド・・・。まあ古いですしね。
E5649のお出まし。
CPUを取り付けてシリコングリスぬりぬり。
CPUクーラー取り付けてひとまず完了。
グラボとSSDは適当にあるもので。
一応認識しております。
動作確認のためWindowsをインストールしてみるかと思い、「せっかくなのでWindows11入れてみるか」と変な気持ち出してUSBメモリにWindows11のインストール環境作りました。
さて起動。ん、エラーが出る。UEFIが見つからない?古いからLegacy BIOSモードじゃないとだめなのか。じゃあ、RufusでGBRにしてLegacyでもう一回作ってみるか。よしインストーラ起動した。あれ?「このPCではWindows11は実行できません」だと?メモリ4GBがいけないのかなあ?ほかのWSから2GBメモリ2枚借用してみる。今度はインストーラ起動前にワーニングがでる。一度F5を押してみるか。
なんかメモリ診断プログラムが動いた。問題ないはずだからEscで抜けてみた。インストーラ起動する。あれ?また同じエラーだ。しょうがないので、画面に出ている短縮URLを別の端末でアクセスしてみると、「Windows11はUEFIじゃないと動かないよ」だと?しょうがない、Windows10のインストーラを作るか。
というわけで、Windows10をインストールしてみました。なお、メモリのワーニングは毎回出るのでT3500のマニュアルを探したところ、2GBメモリは2枚か6枚でないと警告扱いになるらしいです。変な仕様・・・。8GB分認識しているのでひとまず無視。
12スレッドだー。
Xeonだー。
まあ、動いちゃったのでおしまい。追加の出費は750円でした。あとはもう少し容量が大きいSSDを追加して、ESXi7.0をインストールしてみたいです。その場合、もう1つのWSからさらにメモリ2枚もらってきて12GBにする予定。