もう数週間前になりますか、分散SNSでつながっている別のmastodonサーバの住人の方が「Surface Pro Xを売りたいんだが・・・」と言っていました。聞いてみたら「安かったので買ったが自分の使うソフトが動かないようなので困っている」とのこと。もし買わせてもらえるのならいくらくらいを希望か聞いたりして金額的に折り合いがつきそうな感じがしたので「口座に振り込むからください」ということになりました。
で、やり取りしている間にヤフオクで専用キーボードを物色していたんですが、日本語キーボードは落札できず。その画面に表示されていた「英語配列キーボード」を見てみたら即決1万円で買えるとのことなのですぐ落札しました。
そんなわけで、今手元にあって普段使っているのがSurface Pro Xになります。
マイクロソフトのハードウェア製品って、外箱のデザインが良いものが多いですよね。
付属品。専用のACアダプタが付属していましたが、USB-Cでの充電が可能なのでACアダプタはしまっています。
SIMピンです。このハード、nanoSIMを挿せるだけではなくeSIMも載っていたりします。
キーボードの外箱。このキーボード、ペンが付属しているのです。
本体外見。私は基本ノートPCとして使用していますが、もちろんタブレットとしても使用できます。
SIMが入るところの蓋。開けてみるとわかるのですが、SIMの他にSSDも刺さっています。たぶん、SSDの容量が違うモデルでも組み立て的には簡単にできるようにしているのかなと。まあ、普通の人がSSD換装しようとしてもOSインストールの方法がわからないので無理だと思っています。
キーボード。この後の写真でわかりますが、なかなか妙な機構になっています。
普通に取り付けるとこうなります。ペンは置けるようになっていて、置くと充電されます。
絵描きじゃないのでペンの良し悪しはわからないのですが、個人的には文字を書く用なのかなという感じです。
ペン格納部分が本体にくっついてキーボードに角度がつきます。これ、面白いんですが「結局ペンはあまり使わないのかよ」という感じです。
さて、使い心地ですが「普通のPC」です。ただしAMD64(x64)のWindowsアプリケーションは動きません。64ビットネイティブはARM用だけです。ただし、x86(win32)のアプリは動きますので、少なくともここ2年くらいは写真現像とかそういうのをしない限り普通に使えると思います。ハード的には画面解像度も高いですしタッチパネル・ペン入力など攻めていますが、「ARMだから売りづらいだろうなあ」とは思います。
幸いWin32アプリが動くので最新版Edgeも動きますし、あるやり方をすればEdgeからマイナポータルへのログインもできるようになります。給付金申請は、このPCで行いました。
あと、node.jsアプリはARM64 Windowsでパッケージ作れますので、場合によってはネイティブアプリが作れます。愛用しているmastodonアプリの「TheDesk」もソースからビルドしてネイティブアプリとしてビルドして使用しています。
thedesk.top
専用キーボードが安く手に入れば、かなり高性能で面白いPCが手に入ると言えるのではないでしょうか。