私が住んでいるところ、居間に屋内LANの口があるので、居間から別の部屋に有線なり無線なりでつながないと居間にパソコンを置くことになったりします。正直、それは嫌なので寝室兼パソコン部屋にメッシュルーターでつないで、パソコン部屋を起点にネットワーク環境を構築していました。
最近屋内LANの速度が上がったらしく、普段使っているiPad Proをメッシュルーターにつなぐと普段の2倍はダウンロード速度が出たりします。パソコン部屋に置いている無線LANルーターも古いしなあと思いつつ色々情報を見ているとWiFi6とか出てるじゃないですか。それもASUSのは単体2万円以下でメッシュネットワークも組めて、今使っているRTX1200の機能に近いものが提供されている!。じゃあポチろうとAmazonでポチったら「19日出荷予定です」と。待てないんですよということでASUSのサイト見に行ったら他の機種も混合してメッシュネットワーク組めるとわかりました。「じゃあ、良さげなの選ぶべぇ」ということで選んだのがこれ。
ASUS ゲーミングWi-Fi無線ルーターRT-AC86U 11ac デュアルバンド AC2900 2,167+750Mbps 接続18台/3階建・4LDK 【 PS4 / Wii U 対応 】
- 発売日: 2017/11/24
- メディア: Personal Computers
RT-AC86Uというやつです。まずはこれを2台購入して、今のメッシュルーター・RTX1200・バッファローの無線LANルーターを一気に置き換えてしまおうと考えました。
正直、200Mbps程度出ればいいかと思っていながら到着。
今つなげているやつの電源を切る。
切る。
切る。
でつなげる。
iPad Proに有線LANアダプタ経由でつなげました。iPadOS優秀。管理コンソールに入るとファームウェアのアップデートをすると出ていたのでおとなしく従います。
あとは無線LANの設定やらなんやらしてひとまずインターネットにつながることを確認してからメッシュネットワークを組みます。ASUSのは簡単で、セットアップしていない2台目の電源を入れてから親機のコンソールで検索すると2台目がヒットするのでそれを追加するだけ。3分くらいかかるのかな?という感じで設定が終わると「移動しても大丈夫だよ」というメッセージが表示されます。それから、2台目をパソコン部屋に持って行き、RTX1200につながっていたLANケーブルをつなげなおします。幸い、4つしかつなげていなかったのでポート不足にはなりませんでした。
PLCでつないでいる納戸のラズパイとかにもつながることを確認して、今まで使っていたのを外しました。
今までのがこれ。
これがこの2台になりました。
この状態で無線LANでのiPad Proとパソコン部屋のUbuntu serverから外への通信速度を測ってみたところ、下り300Mbpsは出ることを確認できました。残るは納戸です。PLC経由で100Mbpsくらい出ているんですが、ここもメッシュ化できたら楽。で、納戸にiPad Pro持っていって速度測ると200は出る。じゃあ、追加で買いましょうということで同じモデルをもう一つ買いました。同じのにしたのは、1ランク下のとの金額差が3000円くらいだったので、それじゃあいいかと思ったからです。
翌日到着。
3台目も同じようにメッシュに追加して、PLCにつなげていた線をつなぎかえただけで普通に使えました。
さて、インターネットには300Mbpsくらいで出ることができるのはわかりましたが、自宅内のメッシュネットワークだけではどうなのか気になり、パソコン部屋と納戸のコンピュータにiperf3をインストールして居間のノートパソコンから無線LANでテストしてみました。結果、だいたい200Mbpsは出ている感じ。速くも無く遅くも無くと言ったところですが、「もしかしたらNASに入れている動画がスムーズに再生できるんじゃね?」と思い、パソコンにVLCをインストールしてNASにsmb接続して再生したところ、BD画質の動画がスムーズに再生できました。PLCのときは途中つまりつつだったので充分です。
結果、部屋にある配線類も少し少なくなり、機器も削減できたということで満足な結果でした。しかしまあ、いろいろ苦労していたのが簡単に解決しちゃうのを実感すると、技術の進歩すげーなという気持ちになります。
インターネット接続が10Gbpsな人は、WiFi6な無線LANルーター導入してメッシュ組むのもありかもしれません。
使わなくなった機器は、ハードオフにでも買い取ってもらいます。